ビジネスに使える英語を映画で学ぼう   委任状闘争  proxy fight   摩天楼はバラ色に

                                        英会話シーンをイメージしながら繰り返しトレーニングし、
                                                 生きたビジネス英語表現を身につけていってください。

 英語学習カフェ [HOME]


  1 学習の基本
   1-1 苦手意識の原因
   1-2 上達のメカニズム
   1-3 姿勢と考え方
   1-4 発音の要点
 2 学習法
   2-1 リスニング
   2-2 リーディング
   2-3 英会話
   2-4 語彙力強化
 3 教材
   3-1 TOEIC
   3-2 英会話
   3-3 リスニング
   3-4 語彙力強化
 4 表現集
   4-1 正しい英語表現
   4-2 ネイティブ英会話    
   4-3 映画で英会話
   4-4 ドラマでビジネス英語
   4-5 映画でビジネス英語
   4-6 本気の英単語攻略
   4-7 ニュース英語
 5 留学体験記
   5-1 アメリカ大学留学
   5-2 おもしろ英語習得記
   5-3 アメリカ旅行記

 

ビジネス英語を映画で学ぼう

【083】 委任状闘争  proxy fight


【英会話シーン】

ダベンポート社、ペムローズ社の両社長にとってショッキングな内容がブラントリーから発せられた。

【英語表現】
【Brantley】 We've initiated a takeover of Davenport Enterprises
            in a proxy fight for the Pemrose Corporation.
        This way, Mr. McMasters.
【McMasters】 Gentleman, good afternoon.
【Brantley】 These are my financial advisers.
        They agreed to lend me the money to finance this takeover.
【語彙】
      initiated : 始める、に着手する
      takeover : 奪取、乗っ取り
      proxy : 代理、代理権、委任状
      financial : 財政上の、財務の
      finance : に資金を融通する

  
【和訳例】
【Brantley】  当社はダベンポート社の吸収合併を発表する。
           こちらへどうぞ。

【McMasters】 みなさん、ごきげんよう。
【Brantley】  わたしの財政相談役だ。
           今回、資金を出してもらう。
【解説】
proxy fight
「委任状闘争」
会社の支配権を巡って会社側と株主側が株主総会で争う場合に使われます。
会社側の提案に対して、株主が独自に株主提案をおこない、その議決に使われるのが委任状です。
自分たちの提案が採用されるよう、株主に自分たちの提案に賛成する委任状を集めることもあるのでこのように呼ばれています。

最近の日本でも、株の買い占めで大株主になった投資家が、会社側の提案を株主総会でくつがえすときに委任状闘争を繰り広げたことがありました。
この映画のように、敵対的買収で、買収者が会社が選任した取締役候補以外の取締役を独自に送り込む手段として活用されることが多いのです。


英語学習カフェ [HOME] > ビジネス英語を映画で学ぼう

Copyright all reserved by 「英語学習カフェ」 since 2007.06.02