イメージを重視 − 語彙力強化:学習の基本

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   2-4 語彙力強化
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2.学習の基本
                 2-4 語彙力強化

 (2) イメージを重視

語彙力の強化(単語を覚える)時に実践してほしいのが、単語の意味のイメージ化です。

機械的に覚えるよりも、頭の中でイメージを作ったほうが、より強く記憶に残ることが研究で確認されています。
これは、「論理をつかさどる」左脳とともに、「イメージをつかさどる」右脳を活性化させる効果だと言われています。

■イメージ化
ボキャビル(語彙力強化)のトレーニングでも、単語の意味や使われる状況を頭の中でイメージ化してください。
たとえば、

【単 語】   enormous
【意 味】    巨大な       莫大な
           ↓          ↓
【イメージ】 相撲取りの体  ビルゲイツの資産

こんな感じです。
このように「イメージとともに記憶する」方法は、単語帳などを使って「機械的に覚える」方法に比べ、瞬解力・残存期間に大きな効果があります。

■映像とともに
映像とともに記憶に焼き付けられた単語(表現)は、そう簡単には忘れません。
このことを経験されている方は多いかもしれません。

私がアメリカ留学していたとき、スーパーやデパートの店先で買った品物とその名前は、10年以上経過した今でも、ほとんど覚えています。
私にとって、最も印象的な単語が "stroller" です。
これはアメリカで「ベビーカー」のことですが、留学中に訪れた近所の動物園で、 "stroller"と書かれたレンタルベビーカーを見ました。
現在に至るまで "stroller" などという単語に触れたのはこのときが最初で最後だと思いますが、この単語は、「可愛いアメリカ人の赤ちゃん」と「青いベビーカー」と伴に記憶から消えることがありません。

ボキャビル(語彙力強化)のトレーニングを計画する時は、是非、その語彙の「イメージ」「映像」「使われる情景」を思い浮かべることができるよう工夫してみてください。
文字と意味を結びつけるような単純な記憶トレーニングに比べ、格段の差がでます。




 2-4 語彙力の強化
 (1)語彙力強化の基本  (2)イメージを重視  (3)徹底した反復  (4)トレーニングと実戦

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