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１ 学習の基本 1-1 苦手意識の原因 1-2 上達のメカニズム 1-3 姿勢と考え方 1-4 発音の要点 ２ 学習法 2-1 リスニング 2-2 リーディング 2-3 英会話 2-4 語彙力強化 ３ 教材 3-1 TOEIC 3-2 英会話 3-3 リスニング 3-4 語彙力強化 ４ 表現集 4-1 正しい英語表現 4-2 ネイティブ英会話 4-3 映画で英会話 4-4 ドラマでﾋﾞｼﾞﾈｽ英語 4-5 映画でビジネス英語 4-6 本気の英単語攻略 4-6 ニュース英語 ５ 留学体験記 5-1 アメリカ大学留学 5-2 おもしろ英語習得記 5-3 アメリカ旅行記 |
１．学習の基本 1-３ 姿勢と考え方 （１２） スランプからの脱出法前節「スランプに陥らないために」で述べたように、実践的な英語力を身につけるには、長期間のトレーニングが必要です。いくら学習に楽しみを取り入れてモチベーションを維持する工夫をしても、やはりスランプは訪れます。 ■いろいろなスランプ その原因は、人それぞれ。もともと何をやっても長続きしない人、上達の実感を感じられず英語トレーニングに限界を感じる、まったく別のことに興味を奪われる、などです。そのようなとき、簡単に英語学習を放り出したのでは、それまでの努力が水の泡。高価な英語教材もムダになります。 スランプに陥った時に重要なのは、無理をしないこと。「英語の学習は毎日続けることが重要」と英語教材などに書いてありますが、興味を失ったことを義務感だけで継続することほど苦痛を感じることはありません。こんな時は、遠慮無く数日間、英語から離れることです。「３日トレーニングして３日休む」というのでは学習効果はあがりにくいのですが、３０日間トレーニングして２〜３日休む、という程度なら修得しつうある英語能力を大幅に失うようなことはありません。 ■スランプの脱出法 英語のトレーニングは中断すると、それまで効果が失われ、回復するまでに多少時間がかかります。中断期間が長ければ長いほど、回復に要する期間も長くなります。スポーツと一緒ですね。しかし、英語修得そのものがいやになって、途中でやめてしまうよりはましです。何十日も休まずトレーニングを積んだ後なら数日間英語から離れ、頭をリフレッシュして英語トレーニングを再開するのが良いでしょう。 また、違うトレーニング方法に一時逃避したり、英語に当てる時間を大幅に低減するのも効果があります。「違うトレーニング法に逃避する」方法はいろいろです。それまで、精読と多読を組み合わせ、精読で新しい英語表現を学習しつつ多読でたくさんの英文に触れるようなトレーニングに取り組んでいる人は、一段レベルの低い洋書で単に多読だけを続け読書を楽しむ、といった具合です。 リスニングのトレーニングをしている人は、英語教材から離れ、ディズニーアニメを楽しんでみてはどうでしょう。この時「まずは字幕無しで聞き取ろう」というような英語学習的取り組みはやめ、日本語字幕を見ながら普通に映画を楽しみます。こうしてストーリーや場面場面での会話の意味を知った上で、次に字幕を消して英語音声だけで映画を観るのです。こうすると、聞き取れる英語表現が多くなるとともに背景・意味がビジュアルイメージとともに記憶に焼き付きます。 英語学習者にとってスランプは大敵。このサイトがスランプに陥ったひとへの一助になれば幸いです。 1-3 姿勢と考え方 （１）目標と忍耐 / （２）モチベーションの継続 / （３）テーマを限定 / （４）レベルにあった学習 （５）身の回りの教材 / （６）概要を把握する / （７）短期集中学習の効果（英語漬け） （８）リスニング上達の壁 / （９）反復練習の罠 |