多聴多読マガジン − TOEIC 学習教材

 ■ 英語学習カフェ [HOME]
  1 学習の基本
   1-1 苦手意識の原因
   1-2 上達のメカニズム
   1-3 姿勢と考え方
   1-4 発音の要点
 2 学習法
   2-1 リスニング
   2-2 リーディング
   2-3 英会話
   2-4 語彙力強化
 3 教材
   3-1 TOEIC
   3-2 英会話
   3-3 リスニング
   3-4 語彙力強化
 4 表現集
   4-1 正しい英語表現
   4-2 ネイティブ英会話
   4-3 映画で英会話
   4-4 ドラマでビジネス英語
   4-5 映画でビジネス英語
   4-6 本気の英単語攻略
   4-6 ニュース英語
 5 留学体験記
   5-1 アメリカ大学留学
   5-2 おもしろ英語習得記
   5-3 アメリカ旅行記
3.学習教材
                 3-1 TOEIC

多聴多読マガジン

季刊(3ヶ月に1回)発行、価格1,380円(税込み)の、CD付き英語雑誌ですが、内容のバリエーション、質、量とも優れていて、とてもコストパフォーマンスの高いマガジンです。
入門レベルの方から中級レベルの方まで、十分に活用して重厚な実践英語力を身につけることができると思います。

■ 主な内容 (Vel.4 2007 より)

「多聴多読用の読み物」
はじめのパートは、簡単な写真絵本から使用単語数を制限した有名短編小説を対訳なしで掲載。
付録のCDにネイティブによる英語音声が録音されています。
前半は写真や絵をふんだんに使った絵本、後半はサスペンス・伝記・ファンタジーなど、5種類の興味をそそる内容の小説です。
いずれも、適切な文量で読みやすい構成になっています。

「インタビュー記事」
次は世界のトップリーダーへのインタビュー記事です。
ビルゲイツらへのインタビューが、語彙の解説・日本語訳・背景解説などとともに紹介されており、CDにその肉声が収録されています。

「かたまり読み・かたまり聞きのすすめ」
これは日本語とは語順や構造がまるっきり違う英語を、そのまま直解するためにどうしても必要なトレーニングです。
海外留学や海外赴任を通じて英語力を身につけた人は、生活や仕事を通して「かたまり読み・かたまり聞き」の能力が身に付いていますが、日本で生活している方にはそう簡単なことではありません。
この「かたまり読み・かたまり聞きのすすめ」では、英語の直解力を身につけるためのトレーニング法および適切な英語教材が含まれています。
どうしてもTOEICのスコアが伸びない、少し複雑な英語表現になると口ごもってしまう、もっと読解力をつけて英字新聞や英語小説を楽しみたい、という方に特にお勧めです。
多聴トレーニングにしても多読トレーングにしても、このかたまり読み・かたまり聞きを意識することで、成果が格段に向上します。

「リスニング・シャドーイングのためのなま素材」
いろいろなトピックの英語、語彙解説、日本語訳が10話掲載され、CDにはネイティブ音声が収録されています。
シャドーイングは、ネイティブの英語音声に少し遅れて重ねるように英語を発音する学習法です。
お手本に続いて影のようについて発声練習するのでシャドーイングと言い、私も留学前、ずいぶん練習しました。
シャドーイングは、「読んで理解できる」レベルから「使える」レベルに引き上げるために、とても有効なトレーニング法です。

■ 私の感想

多聴多読で身につけた英語表現はイメージ直結力が強く、次に別の場面で遭遇した時に、直接イメージ化(直解)することができるようにます。
また、本誌に紹介されている英語習得のための考え方や方法は、成功体験や語学研究に基づいていて、私の経験に照らしてみても納得のいくものです。
本誌は1,380円という価格から、気軽に購入して手元に置いておける一冊だと思います。

しかし、ページ冒頭でも述べましたが、本誌は中学レベルの英語力がある人にお勧めです。
中学校で習った英語をすっかり忘れてしまったと感じておられるような方には向いていません。
一度、基礎的な英語を勉強したうえで、購入を考えるのが良いと思います。

   「多聴多読マガジン」 一覧  【amazon.com より】


 3-1 TOEIC学習教材
   ★旺文社Pカレッジ ★アルク TOEIC対策シリーズ ★分かる!解ける!英文法!
   ★単語数を制限した洋書(多読用の教材) ★英語小説の英和対訳書
   ★多聴多読マガジン ★ イングリッシュアドベンチャー ★ 週刊ST

Copyright all reserved by 「英語学習カフェ」 since 2007.06.02