混合発音と変化  − 発音の要点/学習の基本

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  1 学習の基本
   1-1 苦手意識の原因
   1-2 上達のメカニズム
   1-3 姿勢と考え方
   1-4 発音の要点
 2 学習法
   2-1 リスニング
   2-2 リーディング
   2-3 英会話
   2-4 語彙力強化
 3 教材
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   3-2 英会話
   3-3 リスニング
   3-4 語彙力強化
 4 表現集
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   4-5 映画でビジネス英語
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 5 留学体験記
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1.学習の基本
                1-4 発音の要点

 (3) 混合発音と変化

英語の発音のなかには、つづりと異なる発音をするものがあります。
それは、リンキング(単語の連結)のときに必ずといっていいほど耳にします。

たとえば、
”Did you enjoy the movie?”  「映画はおもしろかった?」
この”Did you” は、 「ディド ユー」 ではなく 「ディジュー」 と発音しますね。
さらに、よく聞くところで、”Can't you 〜” は、 「キャンチュー」 です。

このように、最後に ”d” や ”t” がくる単語と、はじめに ”y” のくる単語がつながると、音が変化します。
これらは、日常会話で頻発するので、リスニングを少しトレーニングしたことのある方なら、すでに慣れておられると思います。

もう一つやっかいな発音の形があります。
それは、 ”t” の発音。
たとえば、 ”to” の発音は、会話のなかで 「ル」 と聞こえることがあります。
”Go to school” の”Go to” は、 「ゴー トゥー」 ではなく、 「ゴル」 と聞こえます。
このような発音は、カジュアルな日常会話で多いようです。
とくにアメリカ英語でこの傾向が強いようですが、TOEICやTOEFLEはアメリカで作成されてます
から、特にこれらのテストを受ける方は、このことを認識していたほうが良いと思います。

ほかにも、 ”better” は「ベラ」と発音する場合があります。
丁寧に話す場面では、 「ベター」 と発音しますが、上に書いたように、日常会話では、 ”t” を 「ル」と発音する事がよくあります。
”Better get going! (行った方がいいよ)” は、 「ベラゲッ ゴーイン」。

ほかにも、”t” が 「ル」 変化する単語が多くあります。
お手持ちのリスニング教材で確認してみてください。
このような、発音をしっかり意識して学習しておくと、実際のリスニングで聞きやすくなります。

  


1-4 発音の要点
(1) リンキング / (2) あいまい母音 / (3) 混合発音と変化 / (4) 発音しない音
(5) イントネーション / (6) ローマ字英語からの脱却


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