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１ 学習の基本 1-1 苦手意識の原因 1-2 上達のメカニズム 1-3 姿勢と考え方 1-4 発音の要点 ２ 学習法 2-1 リスニング 2-2 リーディング 2-3 英会話 2-4 語彙力強化 ３ 教材 3-1 TOEIC 3-2 英会話 3-3 リスニング 3-4 語彙力強化 ４ 表現集 4-1 正しい英語表現 4-2 ネイティブ英会話 4-3 映画で英会話 4-4 ドラマでﾋﾞｼﾞﾈｽ英語 4-5 映画でビジネス英語 4-6 本気の英単語攻略 4-6 ニュース英語 ５ 留学体験記 5-1 アメリカ大学留学 5-2 おもしろ英語習得記 5-3 アメリカ旅行記 |
２．学習の基本 ２-３ 英会話 （８） シャドーイング 【初級レベル】シャドーイングは、ネイティブによるお手本の発音に重ねるようにして、発音練習していくトレーニング法のことで、お手本に陰のように続いて発音するので、シャドー（影）イングといいます。英会話のまったくできない入門レベルの人は、英会話のスキット（寸劇：会話などのひとかたまり）をまるごとシャドーイングし、すべての英会話表現を体得していかなければなりません。しかし、徐々に英会話に慣れ、レベルも上がってくると、多少複雑な表現を使いこなしたり、体得する表現の量そのものが増えていきます。そうなると、スキットの全ての英語表現をシャドーイングするわけにはいきません。 単調な繰り返しトレーニングの時間が膨大になり、モチベーションの維持もままなりません。そこで、初級レベルの方にお勧めしたいのが、部分的なシャドーイングです。 部分的なシャドーイングは、その名の通り、重要な英語表現や何度聞いても理解しにくい表現をピックアップしてシャドーイングする方法です。初級レベルでは、入門レベルで取り組む簡単な英会話表現と異なり、英文も多少長く構文も複雑になってきますので、英語音声に続いてきちんと発音できるようになるための練習も必要です。したがって、重要構文だけをピックアップし、入念にシャドーイングするのがお勧めです。 ここで重要なことは、部分的なシャドーイングを実施するのは、スキットのなかのほとんどの英語表現をスムーズに理解できるようになってから実施することです。入門〜初級レベルにおける英会話力の向上は、あくまでも直解できる英語表現を増やすことです。したがって、テキストを見ずに英語音声を聞いて、理解できない部分が多い場合は、まよわずスキット全体をシャドーイングしてください。 部分的なシャドーイングはあくまでも、英会話力が上達してから。基本的な英語表現を直解できないのに、スキットのなかの一部分だけをトレーニングしても、英会話力のアップは望めません。読めば簡単に理解できる、何度か聞き直せば理解でかい出来る、というのは実践的な英語力ではありません。簡単な英語表現でも侮らず、しっかりシャドーイング（リピーティングでもかまいません）でトレーニングすることです。 2-3 英会話 【入門レベル】 （１）基本文型をマスター （２）発音の基本 （３）勉強ではなく練習を （４）短い文を単語感覚で （５）リピーティング 【初級レベル】 （６）基礎英語力の強化 （７）リピーティング （８）シャドーイング （９）ディクテーション 【中級レベル】 （１０）英会話達人への道 （１１）多聴トレーニング （１２）精聴トレーニング （１３）精聴と多聴のバランス （１４）リピーティング （１５）英会話と多読 【英会話教室の活用】 （１６）英会話教室の活用法 （１７）すべては英会話教室から （１８）英語学習以外のメリット |