英会話と多読 − 英会話 学習の基本

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  1 学習の基本
   1-1 苦手意識の原因
   1-2 上達のメカニズム
   1-3 姿勢と考え方
   1-4 発音の要点
 2 学習法
   2-1 リスニング
   2-2 リーディング
   2-3 英会話
   2-4 語彙力強化
 3 教材
   3-1 TOEIC
   3-2 英会話
   3-3 リスニング
   3-4 語彙力強化
 4 表現集
   4-1 正しい英語表現
   4-2 ネイティブ英会話
   4-3 映画で英会話
   4-4 ドラマでビジネス英語
   4-5 映画でビジネス英語
   4-6 本気の英単語攻略
   4-6 ニュース英語
 5 留学体験記
   5-1 アメリカ大学留学
   5-2 おもしろ英語習得記
   5-3 アメリカ旅行記


 

2.学習の基本
                2-3 英会話

(15) 英会話と多読 【中級レベル】

英会話は基本的に、「聞く」と「話す」で成り立ちます。
しかし、日本語の世界で生活する私たちにとって、幅広い英語表現を身につけていくには、「読む(リーディング)」トレーニングを併用することが、とても有効です。

「読む(リーディング)」トレーニングには、精読と多読があります。

精読は、一文ずつ意味を理解しながら読んでいく方法。
多読は、一つひとつの単語の意味や、分からない表現を気にせず、全体から大意を読み取る方法です。

中級レベルの方は、多読に重点を置いたトレーニングを実施し、分からない表現をピックアップして精読するのが効果的です。
こうすることで、文脈の中で多種多様な英語表現に触れることができ、会話における応用力や展開力が確実にアップします。

教材としては、精読・多読トレーニングのために、使用単語数を7段階に制限した洋書「ペンギン・リーダース」のような洋書があります。
これらは、比較的安価で読みやすく、多くのタイトルの中から自分の好きなものを選ぶことができます。

興味やモチベーションを維持しやすく、ストレスをあまり感じることなくトレーニングを継続できるのでお勧めです。

参考教材 【単語数を制限した洋書】

英語の苦手な人が、いきなり英語で書かれた小説や英字新聞などを読んでも、分からない部分が多すぎて内容が理解できず、嫌になって継続できません。

そこでお勧めなのが、Graded Reader と呼ばれる読み物です。
Graded Reader は、語彙数が制限され、レベルも何段階かに分けてありますので、自分のレベルに応じたものを選ぶことができます。
有名なのは、オックスフォード(Oxford) シリーズと ペンギン(Penguin)シリーズで、ジャンルごとの発刊数も膨大です。

私も、初心者の頃とてもお世話になり、今でも、「オーヘンリー短編小説」と「ジャッカルの日」を記念に持っています。
他にも、アガサクリスティーの推理小説を何冊も読みました。
これらの本は、当時、内容にひかれて、一気に読んでしまった覚えがあります。




2-3 英会話
 【入門レベル】 (1)基本文型をマスター (2)発音の基本 (3)勉強ではなく練習を
           (4)短い文を単語感覚で (5)リピーティング
 【初級レベル】 (6)基礎英語力の強化 (7)リピーティング (8)シャドーイング
           (9)ディクテーション
 【中級レベル】 (10)英会話達人への道 (11)多聴トレーニング (12)精聴トレーニング
           (13)精聴と多聴のバランス (14)リピーティング (15)英会話と多読
 【英会話教室の活用】
           (16)英会話教室の活用法 (17)すべては英会話教室から
           (18)英語学習以外のメリット


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