耳たこ大作戦 3 − おもしろ英語習得記 留学体験記
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5.留学体験記
               5-2 おもしろ英語習得記

 (4) 耳たこ大作戦 3

今日は、「耳たこ大作戦」の実践について。

■ビフォー「耳たこ大作戦」
 
以前の私がアメリカ人に、「日本では、とても本の値段が高い」と説明しようとすると下のようになりました。

   「In Japan ウー book is ウー very ウー high price.」

日本語で考え、話そうとした結果です。
しかも英語はメチャクチャ。

“Books are very expensive in Japan.” と言わなければなりません。

日本語と英語では語順がまったく違うので、「知っている」「覚えている」程度では、会話の時、そう簡単に言いたい言葉は出てきません。
こんな単純な表現でも、このザマでした。

ネイティブスピーカー(英語を母国語とする人)と会話するには、頭を「日本語モード」から「英語モード」に切り替え、英語が直接出てくるようになることが必要。
私の場合、それを可能にしたのが「耳たこ大作戦」でした。

■アフター「耳たこ大作戦」

例えば、“How long have you been in Japan ?” (日本に来てどれくらい経つの?)
この表現を、“hello!”と同じように「ぱっ」と出てくるレベルになるまで猛特訓します。
「耳タコ大作戦」です。

特訓した表現は、話すときに必死で思い出したり考えたりする必要はありません。
なにせ、“hello!”と同じような感覚で話せるのですから!
これを聞いたネイティブは、“I’ve been here for a week already.”(もう1週間も居るんだ。)
などと答えるでしょう。
話すことに四苦八苦せず、返答もある程度予測できますから、聞き取りやすい状態です。
聞き取れなかったら、聞き返すだけ。

“Sorry, I couldn’t quite catch what you said.”←「耳タコ」必須表現!
(ゴメン、ちゃんと聞き取れなかった。)

これで、もう一度、やさしい表現でゆっくり言ってくれます。
“Say that again ?”(え?もう一度言って。)でもOK

次回、おもしろ英語習得記【5】へ続く・・・


  


 5-2 おもしろ英語習得記
 (1)This is a pen のように (2)耳たこ大作戦 1 (3)耳たこ大作戦 2 (4)耳たこ大作戦 3
 (5)使える英語ってそういうことだったのか (6)使える英語ってどんな英語?
 (7)英文法をぶっとばせ (8) 英会話の達人ってどんな人? (9) 主語の違いを認識する
 (10) 構文は体で覚える (11) 動詞はひとりぼっちじゃない (12) 英語の修得と留学



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