使える英語ってそういうことだったのか − おもしろ英語習得記 留学体験記
 ■ 英語学習カフェ [HOME]
  1 英語学習の基本
   1-1 苦手意識の原因
   1-2 上達のメカニズム
   1-3 姿勢と考え方
   1-4 発音の要点
 2 学習法
   2-1 リスニング
   2-2 リーディング
   2-3 英会話
   2-4 語彙力強化
 3 教材
   3-1 TOEIC
   3-2 英会話
   3-3 リスニング
   3-4 語彙力強化
 4 表現集
   4-1 正しい英語表現
   4-2 ネイティブ英会話
   4-3 映画で英会話
   4-4 ドラマでビジネス英語
   4-5 映画でビジネス英語
   4-6 本気の英単語攻略
   4-6 ニュース英語
 5 留学体験記
   5-1 アメリカ大学留学
   5-2 おもしろ英語習得記
   5-3 アメリカ旅行記


 

  
5.留学体験記
               5-2 おもしろ英語習得記

 (5) 使える英語ってそういうことだったのか

ほとんどの日本人は、6年以上英語教育を受けながら、実践では英語を使えません。

■英語はテニスと一緒?

私は、英語を初めてやるスポーツと同じだと思うようになりました。
猛練習によってのみ、上手くなったからです。

たとえば、初心者がテニスを始めると、素振りで入念にフォームを覚え、フォアハンドとバックハンドのストロークを数え切れないくらい練習しながら、だんだんうまくなっていきます。

ところが、もし、フォアハンドを10回、バックハンドを10回、ボレーを10回、バックボレー、ストレートサーブ、スライスサーブ、という具合に、フォームだけをどんどん覚えて試合に出るとどうなるでしょう。
サーブは一本も入らない、フォアハンドのストロークさえままならず、試合は大敗。

留学を控え、英語を猛勉強したのに、「日本では、本の値段が高い」 さえ、まともに言えなかった私といっしょですね。
つまり、限られた期間に多くの知識を詰め込んでも、実践では役に立たなかったのです。

■簡単な表現を多く身につける

英語は練習すればうまくなりますが、中途半端な練習ではだめです。

私は、大人になってから「使える英語」を身につけようとしたので、記憶力や順応力が衰えていて、特訓が必要でした。
必要なのは、「豊富な英語の知識」ではなく、「頭を英語モードに切り替えて会話や読み書きができるようになる」です。

「耳タコ大作戦」は、英語を使う状況に追い込まれ、自然に行き着いたものです。

難しい構文や表現はいりません。
私には、簡単で使える英語表現をたくさん身につけるのが最良の道でした。
簡単な表現をたくさん身につけると、難しい言い回しもできるようになりました。

次回は、おおしろ英語習得記【5】「簡単で使える英語」をいくつか紹介してみます。


  


 5-2 おもしろ英語習得記
 (1)This is a pen のように (2)耳たこ大作戦 1 (3)耳たこ大作戦 2 (4)耳たこ大作戦 3
 (5)使える英語ってそういうことだったのか (6)使える英語ってどんな英語?
 (7)英文法をぶっとばせ (8) 英会話の達人ってどんな人? (9) 主語の違いを認識する
 (10) 構文は体で覚える (11) 動詞はひとりぼっちじゃない (12) 英語の修得と留学



Copyright all researved by 「英語学習カフェ」 sinse 2007.06.02