■ 英語学習カフェ [HOME]
1 英語学習の基本 1-1 苦手意識の原因 1-2 上達のメカニズム 1-3 姿勢と考え方 1-4 発音の要点 2 学習法 2-1 リスニング 2-2 リーディング 2-3 英会話 2-4 語彙力強化 3 教材 3-1 TOEIC 3-2 英会話 3-3 リスニング 3-4 語彙力強化 4 表現集 4-1 正しい英語表現 4-2 ネイティブ英会話 4-3 映画で英会話 4-4 ドラマでビジネス英語 4-5 映画でビジネス英語 4-6 本気の英単語攻略 4-6 ニュース英語 5 留学体験記 5-1 アメリカ大学留学 5-2 おもしろ英語習得記 5-3 アメリカ旅行記 |
5.留学体験記 5-2 おもしろ英語習得記 (7) 英文法をぶっとばせこれまで、クドクドと同じようなことを書いてきましたが、この節で入門・初級編も完結。簡単な表現をたくさん身につけると、不思議に長い文章表現もわかるようになってきました。 理由は簡単。 長い文章も「短い文章の集まり」だからです。 例えば、下の文章。 私が留学中、自宅アパートを出てすぐに雪道で遭難?したときの話です。 If I were you, I would buy a thick coat, because we had a lot of snow last year. (僕だったら、厚いコートを買っておくよ、だって去年はたくさん雪が降ったんだ。) 英文法で言う「仮定法過去」という表現を含んだ、ちょっと長い文です。 しかし、簡単な会話もできない状態で英文法どころではありません。 かといって、こんな長い文章を特訓するのは大変です・・・ でも、だいじょうぶ。 この文章は、前節(使える英語ってどんな英語?)で紹介した文章。 (1)去年は雪が多かった。 We had a lot of snow last year. (5)僕ならそんなことはしません。 If I were you, I wouldn’t do such thing. の組み合わせ。 長ったらしく見える英文は、ほとんどこんな感じです。 ■読み書きは? とにかくアメリカ人と会話をしなければ、と始めた「耳タコ大作戦」。 特訓した英語表現の数が50程度になったあたりでしょうか。 あるとき、特訓した英語表現が工学系の教科書に出てきました。 その表現だけは、単語をひとつひとつ拾いながら読む必要も、頭の中で日本語へ変換する必要もありません。 その表現はもちろんのこと、その前後の文章も簡単に理解できました。 特訓した表現が増えると、だんだん書くことも苦にならなくなりました。 あたりまえです。 文章表現が「ぱっ」出てくるように訓練しているのですから。 あとは、接続語で文章をつないだり、書きたい内容に応じて単語を入れ替えるだけでした。 このあたりから、英語に接することが苦にならなくなり、積極的に会話に参加、英文も短時間でたくさん読めるようになっていき、英語力は加速的に向上していきました。 入門・初級シリーズは、ここまでを第1部として、ひとまず終わりたいと思います。 ここで紹介したことは、「話せない」から「話せるようになる」レベル。 さらなる飛躍には、使える単語・熟語を増やさなければなりませんが、 次節以降に紹介いたします。 5-2 おもしろ英語習得記 (1)This is a pen のように (2)耳たこ大作戦 1 (3)耳たこ大作戦 2 (4)耳たこ大作戦 3 (5)使える英語ってそういうことだったのか (6)使える英語ってどんな英語? (7)英文法をぶっとばせ (8) 英会話の達人ってどんな人? (9) 主語の違いを認識する (10) 構文は体で覚える (11) 動詞はひとりぼっちじゃない (12) 英語の修得と留学 |