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1 英語学習の基本 1-1 苦手意識の原因 1-2 上達のメカニズム 1-3 姿勢と考え方 1-4 発音の要点 2 学習法 2-1 リスニング 2-2 リーディング 2-3 英会話 2-4 語彙力強化 3 教材 3-1 TOEIC 3-2 英会話 3-3 リスニング 3-4 語彙力強化 4 表現集 4-1 正しい英語表現 4-2 ネイティブ英会話 4-3 映画で英会話 4-4 ドラマでビジネス英語 4-5 映画でビジネス英語 4-6 本気の英単語攻略 4-6 ニュース英語 5 留学体験記 5-1 アメリカ大学留学 5-2 おもしろ英語習得記 5-3 アメリカ旅行記 |
5.留学体験記 5-1 アメリカ大学留学 留学体験記 【16】 アメリカンフットボール私が通ったネブラスカ大学には、ハスカーズという強いカレッジフットボールチームがありました。 私の在学中、2年連続全米大学チャンピオンになったほどで、その時の町の熱狂ぶりはすさまじいものでした。 ■最強の農夫集団? ネブラスカ大学のフットボールチーム、ハスカーズは英語で "Huskers" と書き、意味は「トウモロコシの皮むきをする人」です。つまりトウモロコシ農夫ですね。 ネブラスカ州はアメリカ大陸の中西部地方と呼ばれる穀物生産地域の中心にあります。 自動車で高速道を走ると、何時間もトウモロコシ畑が続くような場所なのです。 このような地理にちなんで付けられた「ハスカーズ」。ちょっとダサイ感じもしますが、地域住民の誇りです。 当時は、この地域にBIG 8 と呼ばれるカレッジフットボールチームがあり、アイオワ州やカンサス州などのチームとしのぎを削っていたのです。 ネブラスカ大学のフットボール場 〜 プロの球場顔負け収容力と熱気でした ■市内を埋め尽くす赤い集団 わがハスカーズは、私が在学していた時に初の全米チャンピオンに輝きました。 その時の監督がトムオズボーンと呼ばれる名将で、いまでもアメリカのフットボールファンの間では有名です。 当時、全米学生チャンピオンが決まるゲームは、オレンジボールと呼ばれ、フロリダで開催されていました。 その時の対戦相手は、確かフロリダ州立大学だったと思います。 前半はまったくいいところがなくリードさていましたが、後半、ケガをして不調だったエースクウォーターバックを投入。 見事に逆転勝ちを収め、チーム結成以来の全米チャンピオンになったのです。 逆転のタッチダウンを決めた時など、私の妻はテレビの前で手を叩きながら踊っていました。 そして、その夜の市内の騒ぎは大変なもの。 だれもが赤い服を着、車で市内を走り回り、木々や建物にも赤い布をかぶせて、町中を赤に染めていました。 理由はハスカーズのチーム色が赤だったからです。 ユニフォームも赤。チームのロゴマークも赤。 このときばかりは、私も妻も赤い軍団の一員となり、アパートのまわりではしゃぎ回っていました。 5-1 アメリカ大学留学 (1)ネブラスカ大学へ (2)癒しの動物がいっぱい (3)いよいよ大学生活スタート (4)生活必需品におびえる日々 (5)アメリカ人と対等に話せた (6)日本人留学生は二度死ぬ(1) (7)日本人留学生は二度死ぬ(2) (8)ネブラスカの霧氷 (9)ネブラスカの冬 (10)オマハ市内の公園 (11)都市工学の講義は味気ない (12) アメリカ地方都市での生活 (13) アメリカの自動車ナンバープレート (14) アメリカでのアパート暮らし (15) 私の専攻 シビルエンジニアリング (16) アメリカンフットボール (17) アメリカでのショッピング (食品スーパー編) (18) アメリカでのショッピング (レジ編) |